まだまだ少数派だが

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1800年頃から医師という職業が生まれてきた。

研究者は 素人の女では出産をうまくできない!

産婆さんをなじって、男の専門家が出産の仕事をすべきだと普及した。

道具を使い、瀉血(しゃけつ)させ、無理やり押し出したりした。
赤ちゃんもお母さんも死ぬことが多かったが、
都市でスマートに出産の仕事をした。

 

それを批判する産婆さんたちがいたが、

彼女らは宣伝だとか、営業だとか、服装とか道具とか、

今で言えばブランディングとかマーケティングなど考える思考はなかった。

 

医師の考え方は出産を病気と考えた。産婆さんは自然なことと考えた。

症状を病気として、止めてみせる!
これが医者の存在証明になって
多くの人を魅了していった。

 

自然な世界にどっぷりと浸かっていた人々は
都会的、産業的、機械的なことがすごい進歩で素晴らしいことだと思い始めた。

医師たちは、産婆さんの料金より数倍高かった。

 

お金持ちが医者を利用した。

お金のない人は、お金持ちがすることを真似していった。

医者になりたい人が増えていった。

 

しかし、アメリカには、

ある変わった農家が植物治療で自分で治すということを普及し始めた。

 

専門家に頼るではない!

自分で治せるから植物をこう使いなさいと広めた。

トムソンさん!

20〜30年でかなり広がったが、だんだん、

植物治療で専門家になって、人々を治療したいという流れが出てきた。

トムソンさんは、自分で治す、それが大事だと思っていた。

しかし弟子は違った。

覚えた知識を活かして稼ぎたいと思った。

それで植物治療の専門家が増えていく。

 

その中の賢い人は、医師という職業と合体させた。

1840〜1850頃である。

 

その頃、ハイドロパシーという自然な出産方を考えた人もいた。

水治療だが、今も静かに世界にある。

当時は一大ブームで、水で病気を治していた。

 

ドイツでは、ホメオパシーもはじまりつつあった。

量子力学も発見されてはいなかったが、

希釈して希釈して100万分の1であろうと

振動を与えれば病気に効くという治療である。

 

現代医学はアロパシー

より攻撃的で侵襲的で目に見える世界。

目に見えるから分かりやすい。

科学がまだ生命を明らかにしていないが、

科学的を標榜して、知識だけ多いひとが好む。

 

治療は自分が学んで自分で治す という世界と

専門家が関与して、専門家が治してあげる(ふりをする 笑笑)という世界と。

 

ここ200年はお金を稼ぐという考え、行動が大事だという観念が広がった。

学ぶ人が学ばない人を知識、技術でリードして、

なにかをしてあげて報酬をもらう

そういう専門職が増えてきた。

 

依存させたらお金になるのがこの世界である。

誰が悪いとかそういう話ではない。

 

カッコつけたり、売り上げ増やしたり、

自分だけとか差別化するとか、楽したいとか、自分の考え方、行動を変えたくないとか

そういう欲望、エゴがあって

この世界がますますお金が大事な世界になった。

 

今また、静かにやっぱり自然がいいのかも〜と思う人が増えてはきたが、

それでも少数だ。

今日もつぶやき。

 

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工藤清敏

健康回復学研究所

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