Kさんからの質問
自然塩のにがりが健康を害するとの記載がありました。
工藤さんの見解が聞きたいです。
アンサー (適当)
それは豆腐がにがりで固まることから
同じように内臓も固まる ということから
にがりは良くない という話ではありませんか?
マクロビオティック食養生をしている人が、
顔色が悪いのは、にがりを取っているから
というお話ではないですか?
奇説です。
にがりは、マグネシウム+アルファのミネラル群です。
逆に毎日少しにがりを取った方がいいです。
にがりが悪いなら、この地球に魚も草木も生きていけません。
自然に存在するマグネシウムは、生命にとって大変重要な役割を果たしています。
ただ、現代医療では薬になっております。
その薬よりも素晴らしいのが、自然にあるにがりです。
なぜにがりを悪にするかは、よく分かります。
天然にがりはある程度取らなければなりません。
取りすぎると下痢します。
つまり身体が取りすぎを教えてくれます。
味は本当に苦いので
いっぱいは取れません。
いい塩は、適度ににがりを取り除きます。
にがりの苦味はカリウムの酸っぱさ、
カルシウムの甘みとナトリウムのしょっぱさと合わさって
程よいバランスでお塩になります。
自然海塩とかがいいと思っていろいろ調べたら
20年前くらいにそのにがりで内臓が固まるという情報に出会い、
えって思いました。
でもじっくりその根拠を探すと、根拠がなくて推理なんです。
海に存在し、大地に存在し、
生命になくてはならないにがり、マグネシウムを否定している。
細胞はいつもマグネシウム不足に陥っている。という現代人の状態です。
山菜にはたくさんあります。
春のデトックスにはマグネシウムが必要なのです。
植物にはアクと言っているものが入っています。
これはほぼマグネシウムです。これも自分を守る仕組みです。
哺乳類は食べ過ぎを防ぐ。
植物にとっては全滅を防ぐ。
アクを取るのは、僕らが欲望に任せて
たくさん食べたいから。
アクにはマグネシウム以外に
カリウムやカルシウムやポリフェノールも含まれています。