天日塩がいいとは限りません。
平釜で煮詰めて結晶化させた
塩よりも天日塩がいいと言う人がいます。
天日塩でも、メキシコやカリフォルニア州、
オーストラリアなどでは、熱帯乾燥気候で勝手に塩の山ができます。
この天日塩はコストが安く事業にはいいのです。
天日だったらいいのか?
実際その塩は、ほぼ99%ナトリウムで
イオン交換膜の精製塩99.99%の精製塩に近くなっています。
天日塩なのにね〜
なぜでしょうか?
ミネラルはそれぞれ結晶化する時間に差があります。
それでほっといて天日で干されたものは、ナトリウムが多くなってしまいます。
天日ならミネラルの種類が多いだろうと思いますが、
人間がまだ平釜で手作りした方がミネラルバランスはいいのです。
昔ながらの伝統的塩田製法は
時間とコストがかかりますが
人間が木の鍬でかき混ぜるために、ミネラルバランスがいいです。
天日塩という言葉を使えば、消費者が喜ぶ。
事業家はそれでその言葉を使います。
中には平釜塩を悪く言って〜〜 笑
天日塩 は塩田で人が手作りしたものがいいです。
つまり天日塩といっても2種類あるのです。
人間が塩田でつくる天日塩
勝手に乾燥してできてしまう天日塩
日本のような気候で平釜で手作りで作るのは、人類の智慧です。
手作りの天日塩には少しかないませんが、
勝手にできる天日塩よりはずっといいものです。
それはとても貴重なものなのです。