2024年2月29日
Googleマップで調べて400メートル歩いて、あ。やっと駅に着いた
そしてチーズ久田さんから貸してくれたSuicaのようなやつで改札を通った
前の男性はカードをタッチせずに、前の人が開けた扉を抜けていく
僕はタッチして扉が開いて入った
あの男性は降りる時はどうするんだろうかって思った
今思うには出る時も同じように出るんだろう
なるほどって思ったがそれを真似をするつもりはない
僕にとっては向かう駅の反対に走らないプラットフォームを探すだけだ
そんな東京なら何も不安もなく出来ることがここパリでは簡単ではない
昨日も久田チーズの親戚のテレビ会社の撮影チームのマネージャーがパリにやってきたが、早速反対側に小さな旅をしてしまって、僕らが食事をしているマンションに来れないでいる
全くパリの街の東北に行っている
結局はタクシーになって2〜3ユーロ地下鉄で着くのに30〜40€でやってきた
彼女は20人?くらいで70くらいののスーツケースでやってきたようで、運が悪く
税関で引っ掛かり7時間パスポートを取られて、最終的に200万円近い釈放金で
出た後だ
ほとんどが衣装らしい
映画の撮影代が高くなったね
その翌日に今度は僕に事件がやってくる
小さな小さな事件だ
事件とは言えないくらい
5分くらい迷った
しかしついに確認できた
こっちだ
そして電車はやってきて乗った
Googleマップは電車内で動かなくなって正しい方向に行っているか確認できない
しかし次の駅を発車する前くらいには携帯に電波がやってきて
僕の位置情報の青い丸が動いた
間違いなく僕は正しい電車に乗った
そして方向も間違いない
あとは乗り換え駅で乗り換えればいい
次の駅に来た
またGoogleマップの僕の位置が動いて
あれ、路線の駅と違うところにいる
なぜ? ただの電波のミス?
これがはっきりしない
そして次の駅でさらに違う方向に行っているということを理解しつつあった
電波のせいとかではない 間違いなく僕の電車は僕がいきたいところの方向には行っていない
決断して電車を降りる
降りたら今度はどっちに歩いていけばいいのか分からない
適当に歩く
うーむ どっちなのか
再度出口を出てまた違う路線の地下鉄に乗ればいいんだろう
地下手路線図を見ても東京なら分かるがパリには慣れていない
まあ外に出るかって思ったら
緑のラインのプラットフォームに着く
高校生のような若い女の子たちが6〜7人いた
うーむ と迷っていると
18歳くらいの女の子が教えてあげるって言う
そこをすれ違ったおばさんはやめとけって言うようなフランス語を言っていた
そしてその女の子のアドバイスを聞く
僕はGoogleマップを見せた
そしたらこれでいいと
そうか電車は緑だが、Googleマップでは紫だ
違うんじゃないのって僕は思った
しかしよくプラットフォームを見ると紫のラインもあった
電車はみどり、プラットフォームは紫
そうかここは紫なんだ
じゃあいいよねって思って電車が来たので乗った
そしたらいつのまにか女の子チームに囲まれている
僕がそこから逃げられないように僕をガッチリ囲んでいた
僕は何か不穏な感覚を持つ
おかしい 怪しい
危ないってなって僕は無理矢理そこの囲みから抜けた
その時に30代のフランス人男性が僕にあいつらは危ないよって
言ったような気がした
そして僕はその女の子チームから5〜6メートル離れた
僕はもう彼女たちを見ない
次の駅で降りた
そのフランス人男性も降りてきて、僕にどこに行きたいのかと尋ねる
そして彼女たちはアルメニアのスリグループだよって僕に言う
その後は彼のナヴィゲーションで無事に乗り換えに成功した
たったそれだけの小さな小さな事件である
歩けば1時間25分かかるところからの移動
昨日までは地下鉄にもバスにも乗らずに60分とか歩いていた
それで事件は起きていない
最後の駅を出て家まで950メートル歩く
Googleマップはもう使えなくなった
SIMカードのGIGAが無くなったようだ
5日間で10ギガ使ってしまった
宿のWi-Fiを宿では使っていたが買ったSIMカードの量では無理だったようだ
そしてなんとか宿に帰った
それでWi-Fiは使えて記事を書くことができた
何も盗まれずに僕は家に帰ってきたのだった
よかったね 僕はワインを飲みながら自分に語る
彼女らの人生を変えてあげたいが今は僕には何もできない
塩の大切さを伝えるので今は精一杯だ