よく分かっていなかったので、198円の醤油を買ったこともあった。
30代 ちょっと学んではいたが、つゆとか アミノ酸やタンパク加水分解物など入った398円くらいのを買っていた。
artisan
ともかくこの世界を変えていく必要がある
僕は軟弱な男だが
この腐った世界に迎合する男でもない
この世界をずっとよりよくしたいと思う執念はまだ残っている
だからまだ生きている
僕の武器は塩だ
ボート宿から15分歩くと
巨大なショッピングセンターがある
イオンの巨大なセンターにも似ているが、自然光もなく椅子も少なく
僕の趣味とは違うね
食品スーパーに入った
どこの売り場も巨大である
バルセロナのボート宿
ゆらゆら揺れながら過ごしている
港なので揺れはゆりかごのようで
乗り物酔いにはならない
気温は10℃
今日も酔ったなあ
そう思った
自分の身体が揺れていたから
後で気がついたが
ボートの揺れだった
笑笑
マリアノさんに会ってきた
ギリシャ語とかそんな言語の先生だったマリアノさん
あるセミナーに講師として呼ばれた
その時の他のセミナー講師が言っていた
今日は歩いたなあ 11キロくらい
そのうち7キロくらいは30キロのスーツケースを引き連れて
最初は2〜3キロくらい歩いて疲れたらタクシーにするつもりだった
だんだん歩き始めたら根性が出てきた
ボートでボーっとする
今日からボートで寝ることにした
サグラダファミリアから30キロのスーツケースを持って6、5キロ歩いた
100分
苦行だ
実業家ミラさんの集合住宅を観に行った
ガウディさんの最後の駆使した住宅らしい
日本語の本を買ってカフェに入った
本を買ってカフェに入るのは大学からの好みだ
その頃はそれが1番好きだった
今は気に入ったインテリアの家で料理をしながら
仕事をすることが好きだ

郵便配達夫シュバルは
30年間石を集めて
石の城を建てた
ジョニーアップルシードは数十年に渡ってアメリカ大陸に林檎の木を植えた
伝説のビュフエ老人は枯れた山に木を植えた
何十年か経って山は森になった
特別誰からも褒められたわけではないが
コツコツと楽しんでいつのまにか結果を作った
30代後半に僕は小さな挫折を味わった
その時に僕に勇気を与えてくれたのが上記の3人だ
僕も30年間何かをコツコツできれば何かを達成できる
そう思った
そして僕は今、塩の木を植えているつもりでいる
現実には見えないが、僕の心の森には見える
それでいい
塩で誰かが元気になったと報告があると
僕は豊かな森をイメージできる




