安保先生とは一回、講演で一緒になった。
僕もガンについて考えた。
ガンというのは、生と死をつなぐところだ。
生と死の間にあるプロセスなのだ。
考えてごらん。
僕らは、宇宙のチリが集まって、素粒子の集まりだけれど、
その素粒子が集まって原子ができて、その原子が集まって分子、
分子が集まって細胞
細胞が集まって肉体
細胞が増えて赤ちゃんとしてこの世に生まれてくる。
この世界に。
体温は36.5~36.8度くらい。
弱アルカリ性。
肉体はそんな環境なんだ。
その環境の中で、通常細胞は元気に生きてる。
その細胞をサポートしてる菌たちと一緒に共存共栄しているわけだ。
でも衰えてくると、
また過労やストレスを長期で抱えていると、
また、ひどい食環境にさらされていると
体内環境は変わってくるよね。
酸化した体液
ミネラルの少ない体液
(塩不足とか)
そんな状態なら、細胞だって電気をつくれない。
そうなると体温は下がってくる。
つまり通常細胞や体内菌にとっては、
もう普通に生きていける環境ではない。
人間としての命の環境ではない。
そうなると、この肉体を再び分解させて、
宇宙の素粒子に戻していく作業が始まる。
その分解のプロセスで癌細胞がその役割を果たすために活動するようになる。
癌細胞は、その重要な役割を担っている。
僕は、あれこれいろいろ考えてみたが、癌細胞は
全然悪者ではなくて、ただ役割を果たしているだけだ。
無から生まれ、形になった生命が再び無に帰っていく。
その循環の中のプロセスにガンは関わっている。
そのプロセスをもう一度、命の生成、維持というところに戻したいなら、
整体液を正して、アルカリ度、体温を整える環境に戻せばいいと思う。
ストレスホルモン分泌を止め、細胞や菌が本来の活動ができる環境を整えるのだ。
化学物質の侵入を防ぎ、細胞の代謝が良くなる食や運動をし、より自分らしい生き方、仕事をしながら、愛と感謝のある生活をするのだ。
何れにしても、誰もが早かれ遅かれ、宇宙に分解されて、次の命に素粒子を提供していく。
いつ死んでも幸せ、という気持ちで生きていれば、
癌細胞さんにも、よろしく分解してね、
ありがとうと言えるはず。
愛と感謝で生き続けたいね。
癌って、そこを気づかせてくれる
宇宙の循環のプロセスだと僕は考えたのでした。