暗示

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先生、僕はコミュニケーションが下手で。

話すのに慣れていないだけですよ。

 

 

話そうとせず、聞いてあげてください。

そうですか。

なるほど。

おもしろい。

などと相づちうって

相手に話をさせてあげる

それでいいんです。

 

 

 

そのうちに少しづつ話せるようになりますから。

誰もが、話せる能力を持って生まれてきます。

途中で、何回か上手く話せない経験があって、

自分は上手く話せないと自分に言ってしまっただけです。

自分で自分に不得意、苦手だと暗示をかけてしまっただけです。

 

 

能力は誰にでもある。

ただ、人生の途上で上手くいかないとフタをしてしまう。

 

 

上手くない

僕はその才能がない

と一瞬思ってしまって、その後はそれを信じてしまいます。

 

 

 

先生、わだす 計算が苦手で、算数も理科も好きじゃないんです。

国語ならまあまあ。

何かいい方法ありますか?

 

 

学問の才能とか、学校での得意、不得意というのも

いい加減なもんです。

 

 

何度も言いますが、もともとどちらの才能もあるんです。

 

しかし、どこでつまづくかです。

つまづいていると、さらにつまづくので、そこが不得意だと思ってしまうのです。

 

 

得意だと思っているのは、人より上手くいったからです。

人と比較して、優れていると思うとそれが得意になっていきます。

 

 

たまたま先生が、他人より優れていると、褒めます。

 

褒められると、もっとやってしまいます。

 

そうするともっと上達します。

自信を持ちます。

得意になります。

 

 

 

一方、その逆もあります。

自信をなくして

自分には才能がないと

自分で烙印を押してしまいます。

 

 

頭がいい

頭が悪い

生まれた時は、みな才能を持っています。

たまたま、つまづくとそこにフタをして、

たまたま、上手くいくと、フタをしないのです。

 

 

自分に才能がない

自分は頭が良くない

自分はできない

それは本当は嘘なんです。

 

 

 

まあ、何事もすぐには上手くいきません。

僕のように50年あがいて、やっとここまできます。

この程度に50年もかかっています。

年齢は39歳ですが。

人生これからです。

 

 

 

90歳になっても、自信を持って

挑戦する僕でありたいと思います。

 

 

というわけで

歌手の才能はないと思っていたが、

やればできると思っている僕です。

フタをしていました。

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