今日はパリからバルセロナに移動する

  • このエントリーをはてなブックマークに追加


2024年3月4日  

長い旅だ
ここのアパートメントからタクシーで24分
そしてTGVで6時間45分 そしてタクシーで
宿まで15分だ
TGVの出発時間は14:42 到着は21:27
ホテルには22時過ぎか
長い旅だ
僕は7時前に起きた

もう少し寝てもよかったが目覚めた
寝不足は電車内で寝ればいい
ガレドリヨン駅には14時に着ければいいだろう
切符はOMIO というアプリで一昨日買ってある
Googleのパスワードなどで引っかかり苦労して買った おかげでコードをかざせば改札口を通れる つまり10分前に着いても何とかなる
42分前なら ビールもサンドイッチも買えるだろう
ということは13:30分にタクシーに乗れればいい という事は 13:20 に家を出ればいい
僕は逆算していった
12時からパッキングしていこう
ゴミも出して食器や鍋も洗って服やコーヒー道具や食品を整理しよう
ということは僕は12時までゆっくり過ごす
僕はコーヒーを飲んだり
メッセンジャーをチェックしたり、facebookやLINEを見たりした
シャワーを浴びて腰を振ったりした
パリの最終日
何もないがゆっくり過ごす
そして13時が近づき、パッキングも何とか完了して13時には部屋を出た ロビーでUberをタップ タクシーを呼ぶのだ
今度は僕の電話番号を聞いてくる
S IMカードの書類を探す その番号を書いて送ったがうまくいかない 10分経った
危機感を感じる
直感で決断した
仕事中であろう久田さんにメッセンジャー電話をする
僕はお世話になりましたとお礼を言う
今は忙しくないですかと確認する
忙しくないですよって言う
そして舌を噛むようなろれつでUber呼んでくれませんかと相談する
いいですよってなる
運良く3日前に少しお金をデポジットしていた
そこから引いてくださいと
余計に前払いしていてよかった
そして5分くらいでタクシーが来るよって
ホッとした
6分ぐらい経ってメッセージが来た
本人確認ができていなくてキャンセルになったと
電話番号を教えてください 再度呼びますと
慌てて僕のパリの電話番号と日本の電話番号を
メッセージした
メッセージが来ない
うーむ オーム ムムム
来た〜
あと7分で来るようです〜
ホッとする
しかしここからホッとすることはほとんどなかった 
Googleマップでは53分かかるとなっている
14:42の出発時間 14:20に着くという
いろいろ考えるとギリギリの手間の手前だ
タクシーは確かに来た
60歳くらいのおじさんだ
英語も話せない 僕はフランス語が話せない
なぜ24分だった移動が53分かかるかのか
理由は久田さんが教えてくれた
今日は日曜日 パリのマラソン大会の日で一部道路が封鎖 それに僕はもれなく当たったのだ
おいおい!
タクシーの運転手の携帯にGoogleマップが
出ている
僕の携帯にもGoogleマップが出ている
僕の携帯では14:30 に着くことになっている
ガレドリヨン駅は大きな駅だ
タクシーで降ろされても10分の時間は欲しい
僕は駅に慣れていない
今まで何度苦しんだことか
ここは大きな駅でホールが3つもある
重いスーツケースで校庭をグルグル走るような
僕の運動会の絵図が浮かんでくる
しかもこの国 出発の10〜20分前に掲示板に数字やアルファベットでプラットフォームの場所を指示される
それを確認してプラットフォームへ走れメロスになるのだ
残された時間は12分だ
落ち着こう
タクシーは駅に向かう
乗って3分経ったらGoogleマップでの到着時間は14:32 になった
えええ  そりゃないでしょ!
呼吸が短くなってきた
さらに3分くらい経ったら14:33になった
僕の頭の中では鐘が鳴り始めた
誰のために鐘は鳴る
ヘミングウェイだ
そして鐘が鳴らない
14:27 になった やったあ
少し呼吸が改善してきた
こっちに行けば14:27
こっちは7分遅く着く
2つの経路がある
そして交差点にやってきて
何とタクシーは7分遅れる道を選んだ!
いかん あかん やめて
あっちだあって言ったが日本語だった
フランス語で言えない〜
14:35着になった
ああ7分で電車に乗るのはかなり困難だあ
探偵コンナン 呼吸が浅くなった
道路は混んでいる
信号はいつもより早く赤くなる
14:36となる
諦め半分 わめいても誰も助けてくれない
自分でも呼吸ができているのか分からない
そのうちに自分の名前も分からなくなるに違いない
僕は最後は精神病院でベッドにヒモで縛られているのかもしれない
飛べば間に合うことは分かる
しかしそれは今はできない
くだらない選択が浮かんだ
そしてタクシーが右に曲がれば14:36に着いて
それから在らん限りの根性で重いスーツケースを3キロの小さなスーツケースのように引っ張り
全ての駅の人々が僕を尊重して道を開けてくれれば僕は電車に乗れる可能性がある
そう思ったがそんな根性は残っていないなと感じたその時 歴史は動いた!
なんとタクシー運転手は左にハンドルを切った! おいおい 右だよ右!
日本語は通じなかった〜
そしてGoogleマップの到着時間は14:50 となった
終わりである
終了である
ジエンドとも言う
もう激しく走る必要もなくなった
僕はどうするか
再度 久田さんに相談して アパートメントに戻ってふてくされて酒を飲んで寝て出直しすることである
タクシーに乗ったあの場所に再度戻るわけだ
なーに 死んだ訳ではない
17,000円くらい電車代を損しただけ
1泊宿泊代が追加するだけ
運がいいのは日本に帰る飛行機ではなかったことだ
しかしその先で、、、、続く

工藤清敏の漢宝塩を超えた神宝塩、竹塩が欲しい方は

https://www.kanpouen.shop

またはLINEにメッセージ

https://lin.ee/6UsYzRC

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。