街の中心地のマンションで生きている

古いビルだ
日本でいえば6階建
ヨーロッパは1階が0階で2階が1階だ
なぜなんだろう？
彼らが日本に来たら逆におかしいなって思うんでしょうね
鍵は2回回して開けたり閉めたり
これも謎だ

雨降っていても傘をささない人も多い
長い雨は少ないのか
逆に僕のように裸足で歩いていると
なぜなんだと思われる
こんなに寒いのになぜ裸足なんだ
おかしいじゃないかってフランス語で言っていた
言葉は分からないが僕にはそう感じた
街の中心地といってもでっかい店もない
100-200年経ったビルがあってその0階に店があるだけ
広場があってそこに10軒くらいのレストランが囲んでいる
外のテーブル椅子に寒いのに長く座っている
昼からビールやワインを飲んでいる
楽しくガヤガヤ喋っている
仕事をしているのかって聞きたくなる
まあ僕もさほど変わらないけれど
冬でも太陽が照って寒くないなら僕は裸でいることもある
寒い冬にベランダで毛布をかぶってクラフトビールを飲むから僕にも彼らの遺伝子が生きているんだろう
このマンションの木の階段は素晴らしい
ここを歩くと古い蔵のにおいがする
少し新鮮な空気が必要なあの蔵や古民家のにおいだ
まあまあいい書店やビオ食品店や雑貨店などが周りにある
日本人も中国人もここは少ない
食品店の店主も後ろのシャイなお客さんも僕には優しかった