生野菜や果物は、身体を冷やす。
僕にとっては嘘です。
動物実験でも、夏でも冬でも、生野菜や果物で、元気になります。
こんなに西洋医学が流行るまでは、医師は、生療法を行い
患者さんを救ってきました。
今もガンのゲルソン療法も人参ジュースで。
じゃあ どうして
生野菜は身体を冷やす とか そんな考えが根付いてきたのでしょうか?
江戸時代には、カリウムもナトリウムなどの考え方はありませんでした。
石塚左玄さんもそんなことは言っていません。
マクロビの桜沢さんはどうでしょうか?
「正食と人体」を書いた一倉さんの本には
カリウムは身体を冷やすと書かれています。
ですから正食やマクロビ関係者には
生野菜や果物は身体を冷やす
という考え方が根付いているのだと思います。
宇宙や自然を読み解く上で
陰陽理論は参考になります。
参考 !
それが真実ではありませんが、
読み解く視点としては、いいと思います。
しかし参考。
正直言って、一倉さんの考え方のかなりの部分が
僕とダブっています。
しかし
僕は、食材を陰陽で固定しません。
この地球上にある植物や動物を陰陽理論で
固定化することはできません。
何百万年も僕らは、夏でも冬でも
そこにあるものを食べて
健康で生き残ってきました。
カリウムとナトリウムを持ち出して
カリウムは身体を冷やすというのは間違いです。
哺乳類も鳥もご先祖様も
生野菜、果物を食べて
僕らにDNAを引き継いできたのです。
陰陽でバランスを考えながらも
自然の贈り物をもっと取りましょう。
ええええ〜
でも生野菜を食べると身体が冷えますが、、、、。
そりゃあ、温めた料理よりは。
でもせいぜい1キロ
36度の50リットルのお湯に
1リットル10度の水を入れても
一瞬です。少し下がりますが、
36度にすぐ戻します。
身体が冷えるのは、運動をしないあなたのライフスタイルです。
身体が冷えるのは、クスリや化学物質です。
身体を冷やすのは否定的思考です。
冷蔵庫で冷やされた果物であれ野菜であれ
それはミネラル、ビタミン、繊維、ファイトケミカル、抗酸化物質、塩素の入っていない良質な水です。
身体に入れば、体温やエネルギーの材料となります。
結局、いい燃料を身体にあなたは入れていないのです。
どうか冬でも生野菜を。
どうか果物を。
いつも火を入れたものばかりではなく。
生には消化酵素があります。
それが免疫システムを作動させますから。