人生には様々な道がある。
そんな道を、旅行者のように進んでいく。
その道は、どこに続いているかはわからない。
どこまでいっても終わることはない。
しかし、どこかで道が途絶えているところもある。
その時は戻って、再び違う道を歩いていく。
きっと僕らの歩む道は、以外に困難だ。
自然から外れると、病気になる。
しかし病気になるまでは分からない。
自然の道から外れたことを。
痛い足を引きずり、腰痛に耐えながら
明日の道を探している。
一体何のために僕は歩き続けるのだろうか?
生きている間は歩け! と言われたものの
僕に歩く意味があるのかどうか
でも歩いていくよ。
the road less traveled
by Scott peck
人生は困難なものである
という文章から始まる。
本のタイトルの意味がどんななのか
考えた。
自分は患者が歩いた人生の旅に同行したわけではない。
が、患者の話を聴き始めると、
まるで自分も患者の人生に迷い込んだ旅人のように感じる。
患者の精神的成長を促す旅路。
その旅を共に歩ませてくれた患者への感謝の気持ちが表現されている
と僕には思えた。
the road less traveled
「人生は困難なものである。
これは偉大なる真実。
そしてこの意味を悟れば、人生はもはや困難なものではなくなる。」
この最初の文章で、この本を買った意味を感じた。
「人生が困難であるのは、問題に直面しそれを解決する過程が苦しいからである。」
「しかし、問題に直面し解決する全過程にこそ人生の意味がある。」
例え、今、病で苦しんでいようと、
例え余命を宣告されようが、今こそ人生の意味が立ち現れてきたのだ。
やれることをやってみようじゃないか!