お塩の勉強
天日海塩だからといってマグネシウムやカルシウムや
カリウムといった元素を多く含んでいるとは限りません。
日本に大量輸入されているメキシコやオーストラリアの天日海塩には、
塩化ナトリウム以外の成分が0.5%も含まれていません。
これに対して、「海の精 ほししお」は4%以上も含有!
さまざまな元素を含んだ天日海塩をつくるには、相応の手間と技術が必要なのです。
海外の天日海塩は、塩化ナトリウムの純度が高いのはナゼ?
海水100%を原料にしているのに海外の天日海塩は、
なぜ塩化ナトリウムの純度が高くなるのでしょうか?
これは意外と知られていないことですが、
説明を聞けば「なるほど!」と、すぐに理解できるかんたんなことなのです。
大量に海水を放置して結晶化させると、
塩類によって結晶する濃縮海水の濃度が異なるため、
塩類が層状に分離して結晶します。
しかも、主成分の塩化ナトリウムの結晶期間が長くなって、
純粋な塩化ナトリウムの結晶として成長し、
他の塩類が結晶内に入ることを排除してしまうのです。
実際の天日塩田では、蒸発池で初めに結晶する硫酸カルシウムを沈殿して分離し、
塩化ナトリウムが飽和になった上澄み液を結晶池に移します。
するとほとんど純粋な塩化ナトリウムがどんどん結晶します。
そしてニガリ成分(硫酸マグネシウム、塩化マグネシウム、塩化カリウムなど)が結晶する前に、
ニガリ液を排出して、塩=塩化ナトリウムの結晶を採取します。
こうして、製法は自然的であっても、
成分は不自然に高純度な天日海塩が生産されるのです。
以上 海の精のホームページより。
もし放置天日塩ではなく
天日海塩が欲しければ、オススメのお塩あります。
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