僕の人生も終盤に来た

いつ召されるかそんなことも考えるようになった
地球大統領になるとか冗談を言っていた30〜40代
僕は自己申告で今でも地球大統領になるだろう
それだけの資質はある
まあそんな地球人は33人くらいだろうけれどね
まあ、僕はもう地球大統領になった

たまたま報道されていないだけだ
僕は死ぬまでボート宿に生きていればいいのかもしれない
風に揺れながら
晴れたらデッキに出て、ワインで乾杯すればいい
小さなキッチンで野菜を切ってパスタソースを作ればいい
肉や魚を焼いたり
豆腐を食えばいい
塩家族を思い出しながら
いろいろサポートしてもらったなあ
って過去を懐かしむ
犬も猫も寝ている
僕は明日の猫と犬のご飯を作っている
明日は森へ
明後日は砂浜へ
明後日は野球の試合だ
そろそろあの果物の収穫だな
誰かに送ってあげよう
さあ　さすらいの孤独な地球大統領は　また重いスーツケースを抱えて
知らない街へ行く
その街の人は僕が地球大統領だということを誰も知らない
ヘイ、ハポネ　って言われるだろうね
昨日のホセのように僕の新しいオフィスを見てくれ
僕の世界チャンピオンになった犬を見てくれ
自分の言いたいことを言って喜んでいる
フランシスは全くビジネスを考えていない
ただ重病な人が治ってくれたらいいと思っている