夜は暗いし、天気も良くないし
それでまたもホテルの一階の飲食店に3回目
ひとりでビール飲んでパエリアを食べる
死ぬほど喋ったのでもう喋れない 笑笑
イエスキヨトシ独演会
ときどき綾小路塩まろ
静かに生きるしかばねのようにカウンターで銅像のように居た
そしたら外人、似たもの同士みたいな男がやってきて
僕の前にあったウィスキーを注文して呑んでいた
僕はしゃべる元気も無いので顔も見ないでいた
ところが飲み終わって食べ終わって帰ろうとして横を見たら
その外人さん僕にニコッと
思わずどっから来たのって聞いてしまった
そこからベネズエラ、モスクワ、イスタンブール、パリ、ポルトガル
を住み歩いた男と話す
僕は英語は喋れないがなぜだか喋っていた
そしてレスソルトは間違いでモアソルト、マッチソルトなんだ
医者はそう教えられただけなんだ
などなどついつい塩の狂信者になって叫んでいた
そのうちに冷静な彼の奥さんがやってきて、どうやら彼らは政治に関係する職業のようだ
諜報の業務か 笑笑
塩がいかに大切か
札幌の夜に日本の奥深さを感じたようで 笑笑
リスボンに来たら連絡をしてくれと食事会を約束した
銅像が突然喋り出したから嬉しかったみたいだ! 笑笑